近年の新製品考察
- 立体駐車場2(2002年9月新製品)

バブルが弾けて以降、遊休地となった狭い土地にコインパーキングが展開されていることが多くなった。そんなコインパーキング業界でも名が知れているブランドがこの「Times」である。トミカタウンの2002年9月新製品は、今までの立体駐車場のモデルチェンジも兼ねて「Times」ロゴの入った駐車場となった。

トミカタウンにオリジナルトミカが付属するようになって久しいが、今回はトヨタRAV4の色違いで「EV」を表現している。Timesでは電気自動車充電スポットの設置を進めており、その兼ね合いからこの車種が選ばれたようである。緑色のボックスが充電ターミナルとなっていて、実際にはここから車両にケーブルをつなぐような格好をとるようだ。

駐車場のメカ自体も色替えされ、より現実的なスタイルになった。マンションにあるような2段重ね駐車場が2台設置されているのは初代と同一である。
コインパーキング、というよりも「EV」を理解してもらいたい、という気持ちのほうが強いようである。パッケージにもEVの説明があるなど、子供に対して「新しい自動車観」を持ってほしいという願いが込められているように感じられた。リアルな見方をすればいかんせん狭すぎるなぁという印象が強いが、概してうまくまとめている印象はある。今回、リニューアルで新しい方向性を持ったことで「宙ぶらりん」さがぬぐえたことは大きいのではないだろうか。